祖母の遺品から学ぶ「お金の貸し借り」
昨年の夏、大好きな祖母が亡くなりました。
母方の祖母なのですが、いつも優しく、怒ったところは一度も見たことがありませんでした。
最後は寝たきりで自分で食事も取れず、点滴で栄養を取っていた痛々しい姿が今でも忘れられません。
お正月に遺品整理を手伝いました
一人でも十分片づけられる程度の遺品だったのですが、母親は一人っ子だったのもあり、祖母との思い出を私に聞いてもらいながら整理したかったのかも知れません。
私はほとんど片づけるというより、アルバムなんかを見て祖母の歴史を振り返っていました。
その中で母親が私に見せたかった物
母が私に便箋の束を渡してきました。
一番右端には縦書きで、「借用書」と書かれていました。
内容としては、「誰が、いつ、いくら、誰に借りたか、いつまでに返すか」が書かれてありました。
祖父が祖父のお兄さんにお金を貸した際の借用書でした。
一回の金額は大体1万円〜10万円。
それが何十枚もありました。
祖父のお兄さんは賭け事とお酒が大好きだった
祖父は無心してくるお兄さんを突き放せずにいたようです。
祖母は穏やかな人だったのですが、お兄さんが帰った後は必ず祖父を責めていたようです。
借用書があるという事は、返済されていないという事。
祖父が亡くなってからも祖父のお兄さんは祖母を頼って訪ねてきていたそうです。
身内であってもお金の貸し借りはしてはいけない
これは父にも昔から言われてました。
そして、改めて母に言われました。
現在の私はどちらかというと借りる側なんだけど
それにも関わらず、祖父のお兄さんを責めていました。
お兄さんが訪ねて来て、戻ってこないであろうお金を渡す時、悔しかっただろうなぁ。
祖母の気持ちを思うと涙が溢れてきました。
お金の貸し借りとか改めて言われると
元はと言えば旦那が作った借金だけど、今は私もキャッシングしたり消費者金融でお金借りたりしてるので、ちょっと居心地が良くありませんでした。
旦那の事管理できない私にも問題があるようで・・・。
あんなに優しい祖母にも、そんな苦労があったなんて・・・お正月から考えさせられました。
そしてそんな話を改めてされたので、自分の両親に旦那の借金を相談する時は、離婚する時しかないな。と私も改めて思うのでした。
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