息子の臍ヘルニアの手術と私の心境

   

息子の臍ヘルニアの手術が無事に終わりました。

簡単な手術だと分かっていても、手術の前日まで悩みました。

術前検査の時、

『ほとんどの確率で成功するけど、何も無いとも言い切れないし、全身麻酔は万が一の事も無きにしもあらずだから、心配する事ほぼ無いけど・・・稀に合併症が出るし、最悪の場合呼吸停止も・・・

みたいな事が書かれた同意書も書かされたりしたもんだから、手術の前の日なんかは緊張して眠れませんでした(泣)

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臍ヘルニアの手術と複雑な私の心境

流れとしては、手術当日の午前9時に小児外科の診察を受けて入院の手続きをし、午後13時から手術でした。

麻酔が効いて息子が眠るまで、母である私も手術室で息子のそばにいられました。

それから1時間もしないで手術は終了。

手術室から出てきた息子は麻酔で眠っていました。

小さい体でよく頑張ったなぁと、息子が愛おしくて仕方ありませんでした。

夫も一緒にいたのですが・・・。

きっと息子を心配する気持ちは同じなのに、私はずっと心細かったです。

今の私の心を支えてくれているのは、夫よりも息子なんだと実感しました。

先日隠されていた借金を見つけてしまった私は、夫に甘える事も、頼る事もできませんでした。

夕飯の時間まで寝たり起きたり。

麻酔が覚めた時、私はちょうど病院内のコンビニに飲み物を買いに行っていました。

病室に戻ると、麻酔から覚めた息子がパニック状態で大泣きしていました。

術後は時間の間隔を空けて少しずつ水分を与えるのですが、喉が渇いて辛そうでした。

泣いたり寝たりを繰り返し、夕飯時にはすっかり目が覚め、しっかりご飯も完食。

私の両親もお見舞いに来てくれて、息子も嬉しそうでした。

私も両親に会った途端、久し振りにほっとしました。

私も病院にお泊りでした。

私の身長ギリギリの簡易ベッドに横になるものの、息子がしょっちゅうグズるので結局朝まで小児用のベッドで添い寝でした。

寝返りを打ったら私は落下してしまうくらい狭く、足は伸ばすと柵から出てしまいました。

お臍の出っ張り、つまりデベソを切って奥の方に縫い付けたのですが、息子は痛みを訴えませんでした。

痛みで大騒ぎすると思っていたのですが、拍子抜けです。

聞くとほとんどの子供が術後のお臍の痛みを訴えないそうで、鎮痛剤を処方するのは稀だと言っていました。

手術の翌日の朝。

朝食を食べ、先生の診察を受けて午前中には退院しました。

あんなに身構えていたのに、まる一日で退院です。

息子のお臍には小さなガーゼが貼ってあるだけ。

来週外来を受診して、傷口の様子を見てお風呂も入れるようになるし、保育園にも通えるようになるらしいです。

入院て不安なはずなのに妙な安心感がありました。

入院した病院は、家からは電車とバスを乗り継ぐ場所にありました。

知らない街も病院で過ごした夜もなんだか新鮮で、前日の不安が嘘のように不思議と安心できました。

このまま息子と二人で、知っている人のいない知らない街で新しい生活をスタートしたい・・・。

そんな気持ちになりました。

とにかく無事に手術も終わり、1つ心配事が減りました。

息子が元気で笑っていてくれる事。

それが一番大切なんだと改めて思った2日間でした。

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