極度のあがり症がインデラルを試した結果

   

今日も心の病気の話です、ごめんなさい。

興味のない方はスルーでお願いします。

ごく一部、緊張した事が無いという羨ましい人も世の中には居るようですが、大抵の人は大勢の前に出る時は少なからず緊張すると思います。

発表会や司会、スピーチやプレゼン、大事な試合など。

でも、普通の人の緊張って、その場が終われば緊張も収まり、何も無かったかのように日常生活に戻っていくわけです。

しかも本人は緊張していても、周りからは「緊張してる様には見えなかったよー。」とか言われるわけです。

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極度のあがり症は本当に地獄です・・・。

緊張する場を避けるため、仕事に行けなくなり、外に出るのが怖くなり、日常生活に支障が出てきます。

私も例外なく緊張する場を避けて生きてきました。

不安障害があって常に不安感と緊張感がある為、大勢の前になんて出る事になったら全身が心臓になった様に動悸が激しくなり、ドラマの緊迫したシーンでよく見られる「生唾ごっくん(自分の意に反して)」飲みまくりでうまく喋れず、足は子鹿のように小刻みに震えます。

誰が見たって緊張してるのが分るし、むしろ体のどこかが悪いんじゃないかって心配されるレベルです。

だから、ずっと緊張しそうな場面を避けて生きてきました。

そんな私がインデラルを飲んだ結果。

子供のサークルの自己紹介で、名前や住んでる地域、子供の事を5項目くらいみんなの前で発表したんです。

いつもなら、朝から緊張でお腹はゆるめ。

その場所にたどり着くまでの道中で、どのタイミングで逃げ出そうか考えます。

そしていよいよ発表の場で、自分の出番が来るまで生きた心地せず。

出番が回ってきたら支離滅裂。

で、自己嫌悪。

それが今回はなんと・・・。

平常心で自己紹介が出来ました!!

インデラルで心臓のドキドキや体の震えを抑え、抗不安薬で気持ちを落ち着かせていたおかげで、別人になれました。

息子の面白エピソードも余計に喋っちゃったり、頭が真っ白にならなかったので考えながら話ができました。

私は「普通の人」になれたのです。

人の視線が恐怖と感じ無かったのはいつぶりでしょう・・・。

今の私は、薬を飲まないと不安感と緊張感で日常生活が送れないので、薬の力を借りてでも人前で堂々と発言できたのは、かなりの進歩です。

私は「普通」でいいのです。

人より優れた能力が欲しいと思いません。

人より裕福な生活を送りたいとも思いません。

目立たなくていいし、お金も普通に生活できる程度にあればいい。

なのに何でこんなに超えるべき壁が多いのだろう。

とりあえず一歩前進できた気はしますが、まだまだ問題は山積みな訳です。

生きづらいけど、生きて行かなきゃ。

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